ESFP(エンターテイナー型)に向いている職業12選|向かない職業と長所短所も解説|MBTI(16パーソナリティ)
16Personalities性格診断テストでの自己分析で、自分に合った職業を選びたいと考える人は多そうです。自己分析を掘り下げて行うと強みや弱みへの理解に繋がり、満足度の高い転職活動を目指せるでしょう。この記事では、ESFP(エンターテイナー型)の特徴を踏まえた上で適した職業を解説します。
- ESFP(エンターテイナー型)とは?その性格や特徴
- 「ESFP-A」と「ESFP-T」の違い
- 「ESFP-A」の特徴
- 「ESFP-T」の特徴
- ①クリエイティブ
- ②駆け引きがうまく友好的
- ③常に前向き
- ①批判に敏感
- ②長期的な計画が立てられない
- ③反復作業が苦手
- ①的確なアドバイスをする仕事
- ②お客さまをおもてなしする仕事
- ③芸術的な専門性を活かせる仕事
- ①繰り返しの作業を必要とする仕事
- ②単独作業が主体の仕事
- ③抽象的な理論や複雑な分析を要求される仕事
サイト名 | 特徴 | 詳細 | WARCエージェント | ハイクラス×ベンチャー専門転職なら! ・取引企業数900社以上 ・転職後平均年収880万以上 |
無料登録へ |
---|---|---|
キャリアインデックス(ハイクラス) | 日本最大級の転職サイト ・求人数200万件以上 ・有名転職サイトをまとめて利用できる |
無料登録へ |
ビズリーチ | ハイクラス専門転職なら! ・取引企業数23,500社以上 ・ヘッドハンターからスカウトが届く |
無料登録へ |
リクルートエージェント | 業界最大数の求人数 ・厳選非公開求人21万件(営業・ITなどに強い) ・書類添削や面談対策など専門コンサルタントがフルサポート |
無料登録へ |
※時間がない方へ・・記事を読む時間が無い方でバックオフィス系の転職を検討中の方は、まずは「WARCエージェント」に無料登録してみましょう!
ESFP(エンターテイナー型)とは?その性格や特徴
ESFP(エンターテイナー型)の具体的な特徴は、16Personalities性格診断テストに用いる4つの項目から説明できます。
- 外向型(E) 内向型(I)
- 感覚型(S) 直感型(N)
- 思考型(T) 感情型(F)
- 判断型(J) 知覚型(P)
ESFPとは、外交(Extroverted)、直観(Sensing)、感情(Feeling)、知覚的態度(Perceiving)の頭文字をとったものです。
これら4つの要素を持つESFPは「エンターテイナー型」といわれ、関わる人たちを喜ばせたり、励ますことに生きがいを感じやすい「パフォーマー」タイプといえます。
自由で遊び心ある性格のESFPは、好奇心が強く美的感覚もすぐれています。また、高い対人スキルを持っているため、人と過ごすことやグループでの活動など、チームワークが得意です。一方で、提携型の教室のような環境では息苦しさを感じるため、座学で学ぶよりは実際に体験して学ぶほうが向いているという特徴があります。
参考:NERIS Analytics Limited「無料性格診断テスト」
「ESFP-A」と「ESFP-T」の違い
ESFPの中でも、ESFP-AとESFP-Tに分かれています。次は2つの違いについて解説します。せっかく自己分析でESFPだったならば、ESFP-AとESFP-Tの違いも理解し、自分のタイプや性格をより理解してみてください。
「ESFP-A」の特徴
ESFP-AのAは、「自己主張型」を表しています。
ESFP-Aの性格の特長は、自信があり、常に平常心を保っていられることです。そのため、過去の選択や行動について、思い返し悩むことは少ないといわれています。また、ESFP-Aの性格は、精神性が低いという特徴もあります。ストレスや心配事が少なく、否定的な感情が長引かないため、ネガティブな気持ちや発言が少ないです。
これらの特徴から、ESFP-Aは自分の意見や価値観をはっきり表現することを拒まず、目標達成のために積極的に行動するタイプといえます。また、ESPF-Aは自分に自信があり他者との競争においても、前向きに取り組む傾向があります。
「ESFP-T」の特徴
ESFP-TのTは、「慎重型」を表しています。
ESFP-Tの性格の特性は、完璧主義でこまかい問題や注意深く周囲に気配りができるという点です。そのため、ESFP-Aに比べると、精神性が高くストレスや批判に対する耐性が低いです。批判的な感情になりやすく、心配事が多いため、些細な問題も深刻に感じやすいのが、ESFP-Tの特長です。ESFP-Aよりも、ネガティブになりやすい傾向にある点が短所ではありますが、一方で些細なことにも注意深く気配りができる点は、他者への配慮ができるという点で長所でもあります。
これらの特徴から、ESFP-Tはストレスやプレッシャーに敏感であり、変化や不安要素に強く影響を受けるといえます。
ESFP(エンターテイナー型)の強み
ESFPの強みについて解説をします。対人関係にすぐれている点や、美的感覚がすぐれている点を踏まえたうえで、特長となるESFPの3つの強みを理解し、活かしてみてください。
①クリエイティブ
美的感覚が優れているESFPは、クリエイティブにおいて必要な注意力や線細部への集中力があり、クリエイティブに対する強みがあるといえます。
自分の感覚や感情を自由に表現するタイプのESFPが創造するクリエイティブは、独自のアイデアやエンターテイメントを備えており、周囲が驚くものを創造することができるのも強みとしてあげられます。
自分の直感や感覚を大切にするESFPは、クリエイティブにおいて独自の表現をすることができるため、他者と被ることはほぼないだけでなく、他者が考えつかなかった考えや企画を思いつくため、周囲からあこがれられる存在になるでしょう。
②駆け引きがうまく友好的
外交的なESFPは、対人関係においてもその強みを発揮することができるのが特徴です。
友人や家族、グループ内の関係だけでなく、初めて会う人や異なるグループに対しても、比較的すぐに打ち解けることができるのがESFPの強みです。対人関係において、周囲への配慮を忘れずにコミュニケーションをとることができるESFPは、他者からの印象が良く会話の中心になることも少なくありません。
周囲の環境や空気には敏感に反応をすることができるため、状況に応じて柔軟に対応しながら対人関係を良好に保つことができる世渡り上手な点も強みとしてあげられます。
だれよりも早く空気を読める点、周囲の人の気持ちを気にかけながらコミュニケーションが取れる点などがESFPの長所であり、強みといえるでしょう。
③常に前向き
外交的なESFPは、前向きな性格といえます。
比較的、過去の行動や決断に悩むことが少なく、自分の直観に自信を持っているESFPは、ポジティブなのが強みです。そのため、周囲の批判や環境に影響を受け、ネガティブになることや落ち込むことはほとんどありません。常に前向きな姿勢で、挑戦や変化に柔軟に対応をしていけます。
これらの強みから、ESFPにはリーダーになる人が多い傾向があります。困難な状況でもチームの中心となり、チームを引っ張っていくことができる前向きさや、周囲への配慮ができるESFPはリーダー向きといえます。
ESFP(エンターテイナー型)の弱み
ESFPの弱みについて解説をします。弱みを理解することで、弱みをカバーする行動や弱みを強化することができます。ESFPの弱みをしっかりと理解したうえで、何が必要か、何をするべきか考えてみてください。
①批判に敏感
ESFPは、感覚的で感情的な側面を持っているため、批判に傷つきやすいという特長があげられます。
自分の判断や決断に自信を持っているESFPは、他者からの批判や否定的なフィードバックに対して敏感に反応しやすいです。自己肯定感が強いのが強みである反面、他者の意見や評価に過度に影響を受ける点がESFPの弱みであり、場合によっては自信や意欲の低下につながる可能性があるので注意してください。
また、対人関係が得意なESFPですが、グループ内での対立や揉め事からは逃げてしまう傾向があります。対人関係のトラブルに巻き込まれないように、空気を読んで逃げるだけでなく、積極的に問題に向き合うことも大切です。問題に向き合うことで、精神的に成長をし、批判や否定的な考えについても耐性ができやすくなります。
②長期的な計画が立てられない
常に前向き姿勢のESFPですが、長期的な計画が立てられないのが弱みです。
実行型タイプのESFPは、衝動的・直観的な完成を大切にするため、長期的に計画を立てることが苦手です。また、リスクを考えたリスクヘッジや多数の視点から物事をとらえることを苦手とします。そのため計画性がないと思われる人が多いです。
長期的な目標を立てることが苦手なESFPは、結果もすぐに求めがちです。すぐに満足感が得られない状況を苦痛に感じることが多々あると思いますが、クリエイティブな作業などはじっくりと集中して取り組むことが求められる場面が多いです。ESFPの強みを活かすためにも、集中力を身につけることをおすすめします。
③反復作業が苦手
新しいこと、刺激的なこと、柔軟性などを求める直感型のESFPは、繰り返し同じ作業をすることを苦手とします。
自由に表現できない作業や身動きが取れないようなライン作業では、特に苦痛に感じやすいです。またESFPは、無機質で繰り返しの作業が多いルーティンワークにも苦痛を感じる人が多いです。繰り返し作業が多い仕事は集中力が続かず、なかなか思うようにいかないことが多いでしょう。
できる限り、自由に表現ができる作業や日々新しいことに触れることを意識することで、自分の苦手な作業を回避するようにしましょう。そのほうがストレスがたまらず、強みの直感や感性を活かして活躍できます。
ESFP(エンターテイナー型)と相性の良い仕事とは?
ESFPに向いてる仕事を3つ紹介します。ESFPの強みである、対人関係やクリエイティブな面を活かしながらはたらける仕事を具体的に紹介をしています。仕事探しの際に参考にしてみてください。
①的確なアドバイスをする仕事
お客さまの要望や希望に合わせて、的確なアドバイスができる営業やパーソナルトレーナー、美容師が向いてる仕事です。
営業では、お客さまに合った商品を提案します。商品の魅力を伝えるだけでなく、お客さまが「何を求めているのか」をしっかりヒアリングする必要があるため、対人コミュニケーションが得意なESFPに向いている仕事だといえます。
またパーソナルトレーナーや美容師は、お客さまの「なりたい!」をかなえるために的確なアドバイスや指導をする仕事です。特に美容師は、お客さまの希望に合わせたサービスを提供するだけでなく、独自のセンスが求められるため、クリエイティブ(美的センス)を活かすことができ、ESFPに向いている仕事だといえます。
②お客さまをおもてなしする仕事
他者を喜ばせることに貢献を感じやすいESFPは、ウェディングプランナーやホテルスタッフ、キャビンアテンダントなどのサービス業にも向いているといえます。
ウェディングプランナーは、お客さまの一生の想い出になる最高の舞台を一緒に演出することができる仕事です。お客さまにとって晴れ舞台となる結婚式をプロデュースできる仕事は、まさに「おもてなし」であり、ESFPの人に向いている仕事です。
ホテルスタッフも同様で、宿泊のお客さまに特別な時間を過ごしていただくために「おもてないし」を提供する仕事です。チェックインからチェックアウトまで、お客さまの希望に合った快適なサービスを提供するホテルスタッフや、飛行機の中でお客さまに快適に過ごしていただけるようサービスを提供するキャビンアテンダントは、ESFPにとって向いている仕事です。
③芸術的な専門性を活かせる仕事
クリエイティブな感性をもっているESFPは、パフォーマーやお笑い芸人にも向いています。
演技などを表現するパフォーマーは、見ている人の心を豊かにしてくれます。サービス精神旺盛なESFPは、他者が喜ぶ姿や他者からの感謝の言葉にやりがいを感じます。パフォーマーとして、自分自身を自由に表現することも得意なため、ESPFに向いている仕事といえます。
そのほかにも、他者を笑わせる「お笑い芸人」も向いています。他者を笑わすためには、相手の様子や感情をくみ取る必要があり、他者への配慮ができるESFPには向いている仕事です。相手に合わせてお笑いを柔軟に変化させながら、多くの人を楽しませたいという方は、お笑い芸人の仕事がおすすめです。
弱みから考えるESFP(エンターテイナー型)が避けるべき仕事
次はESFPに向いていない仕事について説明します。紹介されている仕事は、ESFPにとってストレスを感じやすい仕事のため、なるべく紹介されている仕事は選ばないように注意してください。
①繰り返しの作業を必要とする仕事
直感や感性、クリエイティブに強いESFPにとって、与えられた業務を繰り返し行う仕事は向いていません。
繰り返し作業の例として、工場のライン作業があげられます。工場のライン作業は、決められた内容を1日繰り返す作業がほとんどのため、型にはまった作業を行うことを苦手とするESFPには向いていません。また、集中力が必要になるため、避けるべき仕事といえます。
他にも、ルーティンワークを必要とする仕事も避けるようにしましょう。常に自由に行動をすることを楽しめるESFPにとって、毎日同じルーティンワークをこなすことは向いていません。
②単独作業が主体の仕事
対人関係が得意なESFPには、ひとりで黙々と単独作業する仕事は、他者との関わりが薄くストレスを感じやすいので、向いていません。
例えば、清掃員やビルのメンテナンスの仕事があげられます。清掃員は、仕事中ひとりで清掃を任されることが多いため、仕事をしながら他者と会話するケースが少ないです。そのため、単独作業になりがちで、ESFPには不向きといえます。また、ビルメンテナンスの仕事は、電気設備や空調設備の保守管理を行う仕事ですが、現場で何かあれば電話などで報告をする形式が多く、ひとりで監視を任されることが多いです。
ひとりで黙々と仕事をすることよりも、チームで行動や他者との関わりを大切にするESFPにとって、これらの単独作業はストレスを感じやすいため、選ばないようにしましょう。
③抽象的な理論や複雑な分析を要求される仕事
長期的な戦略や、結果がすぐに出ない作業を苦手とするESFPには、エンジニアのような技術者、法務や司書のような専門職は向いていません。
エンジニアは、システム完成までの設計から納品まで平均6か月から1年間かかるといわれています。その間、完成までのイメージをもって長期的に仕事に取り組む必要があります。そのため、長期的な戦略を苦手とするESFPには向いていないといえます。
また、直観を信じるタイプのESFPは、複雑な分析や理論を用いた考えを必要とする仕事にも向いていません。法務や司書は、法律に用いてお客さまの問題を解決する必要があるため、つねに複雑な法律を考えながら最適な提案をする必要があり、ESFPは避けるべき仕事といえるでしょう。
ESFP(エンターテイナー型)に向いている職業を知って転職活動に生かそう
ESFPは、「エンターテイナー型」と呼ばれ多くの人とかかわることで生きがいを感じるタイプです。
弱みや強みは人それぞれです。今回ご紹介したのは、あくまでESFPの特長の一部であり、中には当てはまらない箇所があるかもしれません。
納得ができる紹介を参考に、あなたの性格と照らし合わせながらESFPとしての強みや特長を活かし、最適な職業を探してみてください。
2021年にSYNCAのカスタマーサクセスとしてWARCにジョイン。コーポレート領域に特化し、求職者の転職支援から企業の採用支援の双方に従事し、BizDevとしても機能の企画立案などに携わる。