ENTP(討論者型)に向いている職8選|向かない職業と長所短所も解説|MBTI(16パーソナリティ)
16Personalities性格診断テストでの自己分析で、自分に合った職業を選びたいと考える人は多そうです。自己分析を掘り下げて行うと強みや弱みへの理解に繋がり、満足度の高い転職活動を目指せるでしょう。
この記事では、ENTP(討論者型)の特徴を踏まえた上で適した職業を解説します。
- ENTP(討論者型)とは
- 「ENTP-A」と「ENTP-T」の違いは?
- 「ENTP-A」の特徴
- 「ENTP-T」の特徴
- ①カリスマ性
- ②クリエイティブ
- ③一貫性
- ①ルールを好まない
- ②計画性がない
- ③自信過剰
- ①発想力を活かせる仕事
- ②問題解決能力が試される仕事
- ③発信力を求められる仕事
- ①手先の器用さが求められる仕事
- ②定型業務の多い仕事
- ③計画性を求められる仕事
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ENTP(討論者型)とは
ENTP(討論者型)の具体的な特徴は16Personalities性格診断テストに用いる4つの項目から説明できます。
- 外向型(E) 内向型(I)
- 感覚型(S) 直感型(N)
- 思考型(T) 感情型(F)
- 判断型(J) 知覚型(P)
ENTPは外向型(E)、直感型(N)、思考型(T)、知覚型(P)の4つの特徴を持つタイプです。高いリーダーシップを持ち、メンバーとの友好関係を常に意識しながらチームを率います。プロジェクトやタスクに取り組む際は、フレキシブルな想像力で今までになかったアイデアを生み出すカリスマタイプです。また、ENTPの言動には一貫性があり、最初に宣言したことは必ず成し遂げるため部下や上司や取引先から信頼されています。
参考:NERIS Analytics Limited「無料性格診断テスト」
「ENTP-A」と「ENTP-T」の違いは?
ENTPには「ENTP-A」と「ENTP-T」の2種類があり、違いが気になる人も多そうです。それぞれには性格の違いがあり、同じESTJでも若干タイプが異なることを理解しましょう。
「ENTP-A」の特徴
ENTP-Aは「自己主張型」と言われ、以下のような強みと弱みを持ちます。
強み | 弱み |
---|---|
常に自信を持ち、積極的に行動する | 自信過剰で、自己主張が強すぎることがある |
リーダーシップを発揮する | 細かいことに気づけないことがある |
自信に満ち溢れるENTP-Aは、積極性があり主体的に行動を起こすことが得意です。アグレッシブなためリーダーを任されることも多く、周囲に頼られる存在でもあります。
一方で、自信過剰なため周りの人から主張が強すぎると思われることも、少なくありません。目先の目標達成にとらわれ、肝心なポイントを見過ごしてしまう人もいます。
リーダー気質を大切にしつつ、細かいポイントの見落としに気をつけるとENTP-Aの持ち味を活かせるでしょう。
「ENTP-T」の特徴
一方、神経型と言われるENTP-Tには、以下のような特徴があります。
強み | 弱み |
---|---|
人の感情に寄り添える | 周囲からの批判が頭に浮かぶ |
勤勉で目標達成への努力を惜しまない | なかなか行動に移せない |
ENTP-Tは人の心を読み取ることが得意なため、関わる相手は心地よい気分になります。真面目な側面もあるので、周囲から勤勉に思われることも多いでしょう。
ただ、ENTP-Tはもともと敏感気質であるため、本人は生きづらさを感じていることも少なくありません。周囲からの批判が頭に浮かび、やりたいことをなかなか行動に移せないという特徴もあります。
ENTP-Tの繊細さは強みになることもあるので、自分の特性に合った職業を選ぶと高いモチベーションを保ちながら働けるでしょう。
ENTP(討論者型)の強みを理解しよう
ENTPの全体的な特徴がわかったところで、社会で活かせる強みを知りたいところです。頭の回転が速く、独特なアイデアを形にできる側面を理解しましょう。
①カリスマ性
ENTPはさまざまな個性を持ったメンバーをまとめ上げる、カリスマ性を持っています。チームでプロジェクトに取り組む際、メンバーに思ったように動いてもらえず悩むリーダーは多いものです。ENTPは観察力と的確な分析で、メンバーの特性を活かした働き方を提案しチームに貢献します。チームの構成員一人ひとりが活躍できる方法を生み出し、周りから慕われる天性のリーダータイプです。
②クリエイティブ
ENTPはクリエイティブな思考力を持ち、今までにはなかったアイデアでチームを支えます。高いアイデア性を養うには、思考力や恐れずに発信していく姿勢が求められるものです。ENTPはアイデアを形にするための行動を惜しまないタイプであり、自分の考えを自信を持って世の中に発信するパワーを備えています。ENTPのクリエイティブな発想力を仕事で用いると、社会貢献に繋がる可能性があるでしょう。
③一貫性
ENTPの言動は終始一貫しており、やると決めたことは最後までやり通す有言実行タイプでもあります。プロジェクトを計画しても、さまざまな事情から途中で断念せざるを得ないことも多いものです。ENTPは自分の言動一つひとつに責任を持つため、周囲に公言したことは必ず最後までやり抜きます。困難なケースに直面した場合でも最善を尽くすので、仕事ではクライアントから好かれる人が多いものです。
ENTP(討論者型)の弱みを理解しよう
ENTPの強みを理解したところで、弱みについて気になった人も多そうです。自由でフレキシブルな働き方に長けている反面、トラブルにも巻き込まれやすい点に注意しましょう。
①ルールを好まない
ENTPは強い信念を持つため、細かいルールの中では思ったように動けず不自由さを感じる傾向があります。規則とはチーム全体が気持ちよく働くためにあるもので、自分が従わないことでほかの誰かに悪い影響が及ぶケースは少なくありません。ルールが厳格に決められている職業では、ENTPの柔軟性を発揮できずパフォーマンスが低下する可能性があります。守るべきルールとそうでないものを区別して行動すると、ENTPの独創性をより活かせるでしょう。
②計画性がない
ENTPは行き当たりばったりなタイプで、周りから計画性がないと思われることも少なくありません。頭の回転が速いENTPはその場で物事を判断するため、計画がなくてもある程度のタスクはこなせてしまうのでしょう。しかし、今までに経験したことのないトラブルに巻き込まれた際、判断に困る可能性があるのでリスク管理は徹底するべきでしょう。また、ほかのメンバーが働きやすいように、スケジュールは明確にしておく方が良いです。
③自信過剰
持ち前のカリスマ性から人生の中で成功体験の多いENTPは、時として自信過剰になりがちです。自分の考えに自信があることは強みと言えますが、実力以上の行動を起こし失敗するケースも珍しくありません。また、自分にはできると思える事柄でも、チームの実力以上のプロジェクトに挑み、成功が遠のくことも考えられます。チーム活動の際は、メンバーの様子を観察しながら身の丈に合った進め方で行うと、安定した成果を得られるはずです。
ENTP(討論者型)と相性の良い仕事とは?
ENTPの特徴を理解したところで、強みを活かせる職業について知りたいところです。以下のような職業は、ENTPに向いていると言えるでしょう。
- 商品企画
- コンサルティング
- ジャーナリスト
ENTPのクリエイティブな側面やカリスマ性を活かせる職業を、次節から解説します。
①発想力を活かせる仕事
アイデアマンであるENTPにとって、以下のような発想力を求められる仕事は向いています。
- 商品企画
- 脚本家
- コピーライター
上記の仕事は生み出したアイデアがそのまま形となり、商品として世の中に出回る職業です。新たなアイデアを生み出すには、今までの人生経験やその分野への知識が求められます。ENTPはもともとクリエイティブでありながら、好奇心旺盛で気になることを突き詰めるタイプです。積み重ねた知見によって、多くの人に共感してもらえるようなアイデアを生み出せるでしょう。
②問題解決能力が試される仕事
カリスマ性のあるENTPにとって、以下のような問題解決能力が試される仕事も向いているでしょう。
- コンサルティング
- マーケティング
上記の仕事は、さまざまな分野で組織の成長を全面的にサポートする職業です。組織の成長には独自の課題を解決するために、評価や分析、判断やコミュニケーションなど総合的なスキルが求められます。カリスマ性を持つENTPは、問題解決のためのトータルスキルを兼ね揃えている人が多いものです。人を動かし組織に貢献できるようなリーダーポジションには、積極的に挑戦するべきでしょう。
③発信力を求められる仕事
意志が強く発言を恐れないENTPにとって、以下のような発信力を求められる仕事が向いています。
- ジャーナリスト
- ルポライター
- 評論家
上記の仕事は社会で起こる物事に対して、自らの知識を活かして意見する職業です。扱うトピックは多岐に渡り、中にはまだ注目されていないものの社会に訴えかけるべき問題を提起する役割もあります。意志と正義感を兼ね揃えているENTPは、困っている人のためなら世の中への発信を恐れません。ENTPが上記の仕事に就くと、社会が変わったり人助けになったりすることも大いにあるでしょう。
弱みから考えるENTP(討論者型)が避けるべき仕事
持ち前の判断力で周囲を率いることが得意なENTPには、以下のような職業は向いていない可能性があるでしょう。
- 歯科医師
- 事務職
- 公務員
上記の職業がENTPに向かないと考えられる理由を、次節から詳しく解説します。
①手先の器用さが求められる仕事
ひらめきやアイデアを大事にするENTPにとって、以下のような手先の器用さが求められる仕事は向いていない可能性があります。
- 歯科医師
- 看護師
上記の職業は細かな技術力を求められるため、何度も練習を重ねてスキルの習得を行う仕事です。仕事の出来によって相手の満足度が大きく異なる職業でもあるため、技術向上のモチベーションは欠かせません。ENTPは機転の効くアイデアマンではあるものの、実用的な技術性への興味は乏しい傾向にあります。技術向上のための実践を重ねるモチベーションがなく、やりがいを感じられない可能性があるでしょう。
②定型業務の多い仕事
自らのカリスマ性を活かして働きたいと考えるENTPにとって、以下のような定型業務の多い仕事は向いていません。
- 事務職
- データ入力
- 公認会計士
上記の仕事は目標があらかじめ決まっており、繰り返しの作業で会社に貢献する仕事です。
革新的なアイデアよりも、ミスが生じないようルールに沿った細かなチェックが求められます。ENTPは判断力を強みとし、問題解決に至る過程を楽しみたいタイプです。大きなプロジェクトを達成して喜びを感じたいENTPにとって、決まりきった業務は苦痛に感じる可能性があるでしょう。
③計画性を求められる仕事
その場の行動力で物事を進めたいENTPにとって、以下のような計画性を求められる仕事は向いていないでしょう。
- 行政書士
- 公務員
上記の職業は事務手続きがメインであり、時には煩雑な処理をクライアントに代わって行うこともある仕事です。書類には手続き方法が厳格に決められているものが多く、高い管理能力が求められます。ENTPには行動力があるものの、タスクをスケジュール通りに進められず後から作業に苦しむケースは少なくありません。計画性は上記の職業以外でも求められるので、日頃からタスク管理に注意を払うようにしましょう。
ENTP(討論者型)に向いている職業を知って就職活動に生かそう
天性のリーダーシップでメンバーを率いるENTPには、リーダー業やクリエイティブな職業が向いています。一方で、ENTPのスケジュール管理が苦手な部分が、仕事の進捗に影響しないよう気をつけたいところです。
16Personalities性格診断テストでENTPタイプだった人は、当記事を参考にしながら自分の能力を存分に発揮できる職業選択を行いましょう。
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2021年にSYNCAのカスタマーサクセスとしてWARCにジョイン。コーポレート領域に特化し、求職者の転職支援から企業の採用支援の双方に従事し、BizDevとしても機能の企画立案などに携わる。