
株式会社豊島製作所は1945年に創業し、スピーカー部品の製造から事業をスタートしました。以後一貫して最新鋭の設備を整備すると共に、 時代の変化に対応すべく技術の高度化と生産効率の向上、製品の高品質化に向け、弛みない努力と研鑚を継続してきました。製造品目をスピーカー部品からオートバイ、 そして自動車部品へとシフトしてきました。その中で、冷間鍛造とパーツフォーマーを複合した独自のプレス工法の開発を手がけ、切削加工の内製化を進め、 お客様に満足頂ける高品質を実現するフレキシブルな一貫生産システムを確立しました。 1993年にはマテリアルズシステム事業部を新設し、スパッタリングターゲット材の製造を開始しております。現在は部品事業に次ぐ、もう一つの柱に育っています。 2019年、豊島製作所に大きな変化が訪れました。創業家から独り立ちし、技術承継機構グループの仲間入りをしたのです。 私、新居は技術承継機構と豊島製作所の社長を兼務しております。 技術承継機構は、製造業の会社を譲り受けることで技術・技能が失われることを防ぎ、 受け皿となって次世代に繋ぐことがミッションです。また、一社だけでなく複数社を譲受することにより、全体として強いグループとなることを企図しています。 ファンドと違い、更なる売却を行わないことが特徴です。豊島製作所は、次の成長を目指して世界に羽ばたくステージに入りました。 「スピード・ポジティブ・やりきる」を行動指針とし、若い力とベテランの経験・知恵を活用して更なる会社の発展を目指しております。 「ものづくりで、お客様と社員と世の中にプラスをもたらす」ことを引き続き追及して参ります。
■部品事業部 冷間鍛造加工及びプレス加工(切削+アッセンブリ) ■マテリアルズシステム事業部 薄膜材料の開発・製造
埼玉県東松山市下野本1414